親知らずは麻酔が一番痛かった

数日前リフォームのため引っ越しをしてバタバタしているこじたんです。

先日、上司が「親知らずが痛むけど抜くのが嫌だ」と言っていました。

親知らずは抜くのが大変とよく聞きます。
私は10年前、学生時代に親知らず上下4本全てを抜きましたが、下の歯を抜いた後は熱が出て顔が腫れました。

初めに言っておくと私は痛みに非常に弱いです。
どれだけ弱いかというと、健診の採血液検査が嫌すぎてそれが顔に出ているらしく、看護士さんに「大丈夫ですか？少しチクっとしますね。ごめんなさいね。」と言われるレベル。
他の人は誰もそんなこと言われていない。

もちろん親知らずを抜く前はビビりまくり、憂鬱で仕方なかった・・・

学生時代は歯の矯正に通っていたので、親知らずはその歯科医院で抜いてもらいました。
その歯医者さんは近所で評判だったので常に待合室はいっぱいでした。

しかし先生がお年な上にちょっと癖がある先生で・・・

ある日、抜歯後に出された痛み止めの粉薬を錠剤に変えてもらえないか歯科衛生士さんに聞くと、「ちょっと待ってくださいね」と言われ、待っていると先生が登場。

ポカンとしている私に、
「なぜ粉薬が飲めないの？薬局にオブラートが売ってあるからそれを買って飲みなさい。粉薬の方が薬の効きが早いよ。」
というありがたいお説教をしてくれました笑

粉薬の方が早く効くことは知らなかったし、そんなこと言われたら仕方ないよなぁと帰り道薬局に寄り、頑張ってオブラートで粉薬を飲みました。

そんな古風な先生なので麻酔の前に塗る麻酔なんてしてくれないのです・・・

私の場合、親知らずを抜く時に一番痛かったのは断トツで麻酔でした。

太い麻酔の注射を歯茎の表裏合計3・4回打たれたと思います。
一番痛いのは1回目で、2回目からは段々麻酔が効いて痛みがマシになっていきます。
一発目は痛みでえずきそうになった・・・

注射の麻酔の前に塗る表面麻酔をしてくれるところを選べばかなりマシだと思います！
私は4本ともNO表面麻酔だったので比較できないのが残念です・・・

麻酔後は歯をトンカチみたいなので割ったりゴリゴリされて抜いたもの（グロイ）を見せられて終了。

トンカチには驚きましたが麻酔が効いているので痛みはありませんでした。
抜歯後は止血の脱脂綿を噛み口の中の血の味が不快でしたが、痛み止めも効いたので大丈夫でした。

ただ最初にも書いた通り、下の親知らずを抜いた後は顔がおたふく風邪のように腫れて熱が出たので、これから親知らずを抜くという方は念のため抜歯後数日は大事な予定を入れない方がいいと思います。社会人なら難しいけど・・・
バイトの面接を入れてしまっていた私は朦朧としながら面接を受けに行き落ちました。悲しい。

余談ですが親知らずを全て抜いてしばらくたったある日のこと。
私が親知らずはもう全部抜いたと主張しているのに、先生は「まだ残っているはず」と言い張るトラブルが勃発。

最終的にレントゲンを撮らされ、結果はもちろん親知らずは残っていませんでした。
一体このじいさんはカルテをなんだと思っているのか。もしかして見ていないのか。
同じ歯医者に通う友達も「あの先生、腕は良いけどちょっとボケてるからな」と言っていたなぁ・・・

その先生は今はもう世代交代されているようです。
もし今後歯の治療をするなら表面麻酔をしてくれる歯科を探します笑